水処理診断

お客様の排水分析・解析および各種試験をお受けしています。
この結果から適切な運転方法・改善案をご提案します。

業務フロー

試験一覧

各種分析・解析
BOD、TOC、CODMn、CODCrなどの分析により現状解析します。  ※分析値に計量証明はございません。
沈降・ろ過試験
活性汚泥を振盪培養した上で沈降性やろ紙ろ過の状態を確認します。
薬剤添加による改善効果判断にも用います。
硝化試験
活性汚泥を振盪培養した後、硝化状態を分析・解析します。
薬剤添加による硝化促進効果判断にも用います。
阻害性確認試験 専用測定装置使用 試験期間:約1ヶ月
排水に流入される化合物の生物処理阻害性有無を確認します。
産業廃棄処理している廃液が生物処理可能か判断する場合にも有効です。
分解性試験 振盪培養機使用 試験期間:約1ヶ月
各種化合物の生物処理の可能性を確認します。
製造工程で新たに発生する化合物の生物処理判断(基礎試験)を行います。
連続試験 連続試験装置使用 試験期間:約3ヶ月
排水処理設備の新設の基本設計用途に生かせます。
既設排水処理設備での限界負荷を知りたい場合にも有効です。

これ以外の試験に関するご相談にも応じます。お気軽にお問合せ下さい。

事例紹介

阻害性確認試験

【ご要望】
生物阻害性が懸念される化合物Xが排水に混入することから、既存の活性汚泥への阻害の有無を確認したい。
【試験方法】
お客様の曝気液・原水・化合物Xを用い、専用測定装置で測定。
【試験結果】
化合物Xを添加しても無添加との差はありません。
化合物Xによる水処理への阻害性は無いと判断されます。