
導入の背景
- 排水処理規制値に抵触する恐れがある
- 排水の負荷変動が大きい
- 排水に含まれる難分解性物質を処理しなければならない
某製紙会社の排水処理場にて、排水負荷変動や難分解性物質流入により沈殿槽の界面が上昇し、SSが処理水中に流出することが定期的に発生。
それにより排水処理性が不安定な状況が続き、COD基準の超過の恐れがありました。
提案内容
- 現地調査
- 水質分析、解析
- 微生物製剤「活性クリーンチームNW21X」のご提案
まずは現地にて排水処理設備の運転状況や処理フローを確認し、問題点や改善の余地がないかを把握。あわせて排水サンプルを採取し、BOD、COD、SS、T-N などの各種項目について分析を実施。
そのデータをもとに処理状況を解析し、現場特有の課題や処理能力の限界、原因の特定を行いました。これらの結果をもとに、微生物を活性化させる必要があると判断し、現場条件や処理目標に合致する最適な微生物製剤を選定し、「活性クリーンチームNW21X」をご提案致しました。


成果・導入効果
- 処理性の改善、向上
- 糸状性細菌の発生抑制

曝気槽に「活性クリーンチームNW21X」を添加することで、製品に含まれる特殊微生物による酵素分解、微生物活性化による細菌や原生動物の活性化を図ります。
それにより、BOD、COD分解率の向上、T-N除去率の向上、沈降性(SV)の改善など、その処理性の向上に繋がりました。

