
導入の背景
- ウイスキーの製造量を増やしたい
- いち早く排水処理設備を導入したい
- 厳しい排水基準値に対応したい
2017年当時、イチローズモルトの人気の高まりに応じてウイスキー製造量を増やしていましたが、従来の第1蒸溜所の設備では対応できなくなっていました。
そのため、ウイスキーの製造を止めること無くいち早い排水処理設備を導入してくれるパートナーをお探しでした。
また、秩父市の排水基準値は全国でもトップクラスの厳しさですが、それに対応できる能力をもった設備が必要でした。
提案内容
- 綿密な調査と分析をもとにした、的確でスピーディーな提案
- 現場施工を短縮する工法の提案
第1蒸溜所において製造工程の調査や工程ごとの排水の水質分析を行い、特徴を把握しました。
秩父市の厳しい排水基準値に適合するために膜分離活性汚泥法を採用し、さらにいち早い設備導入のために工場生産品のボックスカルバートを水槽躯体として用いる工法を提案しました。

成果・導入効果
- 秩父市の厳しい排水基準値を遵守
- スピーディーな設備導入ができた
- 第2蒸溜所の排水処理設備も任せることができた
丁寧なヒアリングと分析に基づく設備を導入したことにより、秩父市の厳しい排水基準値をクリアするとともに、心配していた設備納期の大幅な短縮を実現できました。
第1蒸溜所の5倍の排水量が想定される第2蒸溜所の計画も同時に進められていましたが、第1蒸溜所の実績からドリコにお任せいただきました。
