
導入の背景
- 排水量増大への対応
日本酒・焼酎製造工場において、生産量の増加に伴う排水量の増大への対応が急務でした。
提案内容
- 安定性を確保した増設提案
河川放流のため、安定した処理水質の確保が必要です。
既設排水処理設備でも導入し、安定した運用が出来ている液中膜を用いた膜分離活性汚泥法での排水処理設備増設を提案しました。

成果・導入効果
- 処理能力倍増
- 既存設備同様の安定性
- より良い処理に向けた提案・テスト
処理能力を1日100m³から200m³へと倍増。かつ、既設排水処理設備同様に安定した処理水質の確保を実現しました。
しかし、現状の排水の粘性が高く、膜透過性が低下しやすい状況であるという懸念点がありました。
そこで、環境薬剤部にて、余剰汚泥減量薬剤「ソーレス」の添加による膜透過性の違いをテーブルテストにより調査。
透過性改善効果が確認できたため、実機導入に向けて現地にて「ソーレス」注入テストを継続中です。
