
導入の背景
- 限られたスペースでの対策
- 周辺環境への影響
住宅が隣接する海産物加工場の既存排水処理設備は、運用当初から処理水が河川放流基準値を超えることが頻発し、排水処理設備からの異臭も気になっていました。
立地上、設備増設や改造に十分なスペースを確保できないことから、省スペースでの設備改善が絶対条件でした。
提案内容
- 省スペース・高品質を実現
既設の処理水槽を活かしつつ、コンパクトでシンプルな処理システムでありながらも高度な処理水質が得られる、液中膜を用いた膜分離活性汚泥法を提案しました。


成果・導入効果
- 安定した処理水質の実現
- 周辺環境への配慮
河川放流基準値内で安定した処理水の排出を達成。
好気処理に必要な空気量を十分に確保したことで、排水処理設備から発生していた異臭も抑制。周辺環境に配慮した設備を実現しました。

