地熱開発

近年、開発が進む「再生可能エネルギー」。その中でも、天候・季節・昼夜によらず安定的な発電が出来ることから注目されているのが地熱発電です。環太平洋火山帯に位置する日本は、大地に眠る豊富な地熱資源に恵まれています。当社は、1953年から九州や東北・離島など全国にわたり調査井・生産井・還元井等、多種多様の坑井を掘削しており、その数も200本に迫る勢いです。また、掘削だけでなく地熱井の改修工事も数多く実施しており、その技術は高く評価されております。

地熱発電のしくみ(Copyright 2001 GRSJ)
地熱井の噴出
  • 保有リグ

    N80UEリグ
    地上高48m、最大掘削能力
    3,600m、1000HP
    泥水循環ポンプ(9P100)
    吐出能力1230L/m 35Mpa
  • コントロールドリリング技術

    既設の井戸が減衰したため、別のターゲットポイントへ向けて掘削することで、井戸を再生したい、敷地が設営できる場所と、開発目標の水平距離が離れているなど、さまざまな状況で有効なのが、コントロールドリリング技術です。掘削中に坑井の方位や、傾斜を任意に変更することによって、地中の目的位置へ向けて精度よく掘削することが出来ます。