ソリューション solution

さまざまな水環境の
課題を一括で解決

ドリコのソリューションは、排水処理や排水の有効活用、用水供給など、
複合的な課題をトータルにサポートする総合サービスです。
企業や自治体それぞれのニーズに応じたオーダーメイドの計画を提案し、
導入後のフォローまで一貫して対応いたします。

嫌気性処理システム
D-Ana™Pro
(ディーアナ プロ)
Drico-Anaerobic Product

目的

嫌気性処理システム D-Ana™Proは、特に高濃度有機排水を効率的に処理することを目的とした技術です。
発酵醸造や食品加工、酒造業界などで発生する有機物の多い排水に適しており、排水基準の遵守とともに、環境負荷の軽減、コスト削減を同時に実現する手段として注目されています。

目的のイメージ

特長

嫌気性処理システム D-Ana™Proの特徴は、排水を上向きに流す構造により、反応槽内の嫌気性微生物と効率よく接触させ、排水中の有機物を分解する点にあります。
この過程で発生するメタンガスなどのバイオガスは、再生可能エネルギーとして有効利用できます。
また、システムは密閉型であるため、臭気の抑制や周辺環境への影響も最小限に抑えられます。

特長のイメージ

導入メリット

ドリコでは、嫌気性処理システム D-Ana™Proの検討にあたり、事前に環境薬剤部によるテストを実施し、お客様に最適な設計根拠・薬剤選定・運転条件などをご提案することで、設備導入をご支援するとともに安心感もご提供しています。
サポート体制も充実しており、グループ会社であるドリコアクアサーブ株式会社による専門的な点検はもちろん、万が一トラブルが発生した場合にも、綿密な分析とテストを通じて迅速かつ適切な解決策を講じることが可能です。

これまでに、発酵醸造、果実加工、でん粉製造など、さまざまな業種への導入実績があります。

導入メリットのイメージ

メタン発酵プラント

目的

地域と連携した持続可能な環境事業の構築を目的とし、食品残渣や畜産排泄物などの未利用資源をメタン発酵によって効率的に処理します。
このプロセスにより、再生可能エネルギーであるバイオガスを創出し、地域のエネルギー自給率の向上や温室効果ガスの削減に貢献します。
さらに、廃棄物を有効活用することで、地域社会の環境負荷軽減と経済的な循環型社会の実現を目指します。

目的のイメージ

特長

ドリコのメタン発酵プラントの強みは、メタン発酵技術と、その過程で生成される消化液を効率的に処理する高度な排水技術を融合させた総合的なソリューションである点にあります。
このアプローチにより、廃棄物を有効に処理するだけでなく、排水処理の精度も高め、環境負荷を最小限に抑えます。
また、発生したメタンガスは、再生可能エネルギーとして利用されるだけでなく、グリーンプロダクツとして様々な産業において活用されます。
これにより、脱炭素社会の実現という社会的課題に貢献し、持続可能な未来に向けた重要なステップとなります。

特長のイメージ

導入メリット

ドリコのメタン発酵プラントを導入するメリットは、これまでコストをかけて処分していた廃棄物を有効活用し、再生可能エネルギーを創出できる点にあります。
処理コストの削減と同時に資源の循環利用が促進されるだけでなく、発生したバイオガスをエネルギー源として利用することで、企業や地域のエネルギー自給率の向上に寄与します。
さらに、この技術は温室効果ガスの排出削減にも貢献するため、脱炭素社会の実現に向けた重要なツールとして活用でき、持続可能な未来を支える力となります。

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膜処理技術

目的

膜処理技術は、排水処理において排水基準値を安定して満たすことができるため、特に高精度な水処理が求められる場面で非常に有効です。
さらに、井水や工業用水に含まれる特定の成分を効率的に除去することができることから、水の再利用にも活用でき、あらゆる水の処理において環境負荷の軽減にも貢献します。

目的のイメージ

特長

膜処理技術の特長は、その高い除去能力にあります。膜を通過させることで、微細な粒子や溶解物質、さらには微生物なども効率的に除去できるため、非常に高い水質の改善が可能です。
さらに、選択的に物質を除去できるため、特定の成分に対してターゲットを絞った処理が可能であり、用途に応じた柔軟な対応ができます。
加えて、他の水処理方法に比べてコンパクトなシステム設計が可能であるため、設置スペースが限られた場所でも導入しやすいという利点があります。

特長のイメージ

導入メリット

膜処理技術を導入することで得られるメリットは多岐にわたります。
まず、水質の安定性が確保されるため、一定の水質基準を維持することができ、製品品質の向上や安全性の確保が実現します。
また、排水の再利用を通じて、水資源の節約が可能となり、持続可能な水管理が実現できます。
さらに、膜処理技術は比較的メンテナンスが簡単でランニングコストも抑えられるため、長期的に見てコストパフォーマンスが良いと言えます。
環境に対する影響も最小限に抑えることができるため、企業や団体が環境配慮の一環として導入するケースが増えています。

最後に、膜処理技術はその適用範囲が広く、工業排水、飲料水、農業用水などさまざまな用途に対応できるため、さまざまな業界で広く活用されています。

導入メリットのイメージ

その他の技術

回転児雷也のイメージ

回転児雷也

連続洗浄処理による高負荷且つ安定処理が可能な生物処理装置の決定版。油分にも強く、余剰汚泥の発生量も削減され、特に食品業界において多くの納入実績を誇ります。

担体流動方式のイメージ

担体流動方式

担体流動方式は、油脂の除去や既存設備の能力増強に適した処理方法です。
好気性微生物が付着した担体をばっ気槽内で流動させることで、排水と効率的に接触させ、有機物を分解します。通常の活性汚泥法と比較して2倍以上の高負荷運転が可能であり、設備のコンパクト化にも貢献します。

各種ろ過設備のイメージ

各種ろ過設備

砂ろ過、活性炭、除鉄・除マンガン、イオン交換などによるろ過設備です。
水中に含まれる異物や汚濁物質を、対象に応じたろ材で除去します。
排水処理はもちろん、井戸水や工業用水の処理にも使用されます。

電気透析膜(ED・EDR)のイメージ

電気透析膜(ED・EDR)

地下水の硬度や硝酸態窒素除去において、逆浸透法やイオン交換樹脂法よりも原水回収率に優れ、幅広い除去率が設定可能。運転管理が極めて簡単なので、離島の上水道施設でも多く採用されています。

水フロンティア事業のイメージ

水フロンティア事業

地下水等の自己水源を精密ろ過膜等で、飲料化して有効活用するサービスです。公共水道との水源二重化により、災害時には事業の継続(BCP)と、自治体と連携した社会貢献活動(CSR)に寄与でき、上水道からの切り替えによるコストダウンも図れます。弊社が設備の所有・管理・運用を行いますので、イニシャル費用・メンテナンス等は不要で、導入から運用が非常にスムーズです。

ドリコ株式会社水環境事業部

TEL 03-6262-1428